国道から外れて細道をたどると、樗谿川のせせらぎも爽やかな林に入ります。モミやシイなどの木立の中にたたずむ社殿は、石玉垣をめぐらした本殿、平唐門の中門、入母屋造の拝殿、幣殿ともに国の重要文化財。1650年(慶安3)、初代鳥取藩主・池田光仲が日光東照宮の分霊として建立したもので、簡素で気品があります。本殿には左甚五郎作と伝わる鷹の彫刻が残っています。拝観後は、少し奥の大宮池まで渓流沿いの遊歩道を散策したい。境内を流れる樗谿川には源氏ボタル・平家ボタル・ヒメボタルの3種の蛍が棲息。初夏の日没後は幽玄の世界となります。
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仁風閣(じんぷうかく)は鳥取県鳥取市にあるフランスルネッサンス様式の西洋館。中国地方屈指の明治建築として名高く、1973年6月2日には国の重要文化財に指定されています。
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童謡とおもちゃをテーマにした文化施設。1階の童謡館では『ふるさと』の作曲家・岡野貞一をはじめ、童謡にゆかりのある人物を紹介し、昔の唱歌教室やアニメソングのカラオケなどで、童謡の歴史を体験学習できます。2~3階のおもちゃ館では、珍しいからくり人形や懐かしいブリキのおもちゃを見たり、木のおもちゃを作って遊んだりして楽しめます。滝の広場では1時間ごとに登場するからくり時計が、大黒様や白うさぎの演奏で時を知らせてくれます。
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久松公園の旧内堀の辺りに立つ近代的な建物。鳥取県の自然、歴史、民俗資料から藩政資料、美術品に至るまで幅広く収蔵展示。企画展も随時開催しています。